登山中の男性、クマに襲われ顔や両腕にけが、病院に搬送・新潟新発田市

 6月12日午前8時半過ぎ、新発田市荒川の山中で、五泉市から一人で山登りに訪れていた60代男性がクマに襲われ、頭や両腕をひっかかれるなどのけがをした。男性は新発田市内の病院に搬送されたが、命に別条はない。新潟県によると、クマによる人身被害は本年度2件目。

 新潟県警新発田署によると、クマは体長約0.7メートル。男性は麓の神社から南東に約500メートル登った地点で襲われた。男性は自ら119番通報し、自力で下山した。

 麓の集落には民家が点在し、保育園もある。地元の農業男性(72)は「今までクマの被害なんてない地域だったので驚いた。薄暗くなったら出歩かないよう、気をつけないといけない」と不安げな様子だった。市職員らは14日まで、近隣の小中学生の登下校時に警戒活動に当たる。

 新潟県内では5月31日に阿賀町で50代男性がクマに襲われる被害があり、県が5月31日、クマ出没警戒注意報を発令し、注意を呼びかけている。

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