「お迎え渋谷くん」“渋谷大海”京本大我の“父”袴田吉彦が登場 「うわあ、クズ父だ」「渋谷くんの家庭環境が分かってつらかった」

「お迎え渋谷くん」(C)カンテレ

京本大我が主演するドラマ「お迎え渋谷くん」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

渋谷くん(京本)が千夏(玉井詩織)を襲った男を殴り、逮捕される。人気俳優による暴行事件のニュースはあっという間に広まり、愛花(田辺桃子)も驚きを隠せない。

しかし、家族思いの心優しい渋谷くんが暴力をふるうには、よほどの理由があるに違いない。愛花は動揺する気持ちを抑え、妹の音夢(諸林めい)が保育園で、いつも通り生活できるよう全力を尽くす。

その頃、警察で取り調べを受ける渋谷くんは何を聞かれても答えず、響子(長谷川京子)はマネジャーとして自分の無力さに肩を落とす。千夏が警察に事情を説明したこともあり、渋谷くんは無事に釈放が決まるが、仕事先に迷惑を掛けたことから響子は苦渋の決断を下す。

一方、神田(内藤秀一郎)は今回の事件の一因として、渋谷くんが仕事に加えて音夢の世話まで背負っていることを指摘。本来なら子どもを守るのは両親なのに、なぜ渋谷くんが苦労するのかと怒りをあらわにする。

そして、再び自分を見失うことを恐れる渋谷くんを、ある人物の元へ連れて行き…。

「お迎え渋谷くん」(C)カンテレ

今回は、浮気を繰り返した挙げ句、家族を捨てた渋谷くんの父親役で、袴田吉彦が登場。父子のやり取りや、苦悩した渋谷くんの生い立ちが描かれたことから、SNS上には「うわあ、クズ父だ…」「父が袴田吉彦でビックリ」「あの父という家庭環境があって、渋谷くんの性格が形成されたのが分かってつらかった」「渋谷くんは、自分の気持ちをクズ父に伝えられて前に進めたんだよね」といったコメントが寄せられた。

ラストシーンでは、愛花と再会した渋谷くんが「たくさんつらい思いをさせてしまって、すみません。どうか先生は幸せになってください」と別れを告げる。愛花は「嫌です」と涙目で訴えるが、渋谷くんは「さようなら、青田先生」と言い、立ち去ってしまうのだった。

この展開について、「大号泣。まさか渋谷くんを見て号泣する日が来るとは」「先生にさようならと言った渋谷くんの顔があまりにも切ない。最後はどうかハッピーエンドになってほしい」「別れを告げる渋谷くんに泣いた。愛花先生と大好き同士なのだから別れないでほしい」などの感想も投稿された。

「お迎え渋谷くん」(C)カンテレ

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