【<宮城県沖地震>から46年】6月12日は『みやぎ県民防災の日』 各地で防災訓練

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1978年に『宮城県沖地震』があった6月12日は、『みやぎ県民防災の日』。

宮城県内各地で、防災訓練が行われている。

このうち、仙台市の訓練は宮城県消防学校で行われ、『長町利府断層』を震源とする直下型地震が発生し、震度6強を観測した想定。

自衛隊や消防など25団体160人が参加し、今年1月に起きた『能登半島地震』を踏まえ、倒壊した建物に取り残された人を救出する訓練が初めて行われた。

仙台市・危機対策課 飯島裕貴課長

「能登半島地震や今後起こりうる大地震に対しての対策が、訓練を通して実行できたのではと考えています」

一方、宮城県の訓練は、三陸沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、『大津波警報』が発表された想定。

県庁内に「災害対策本部」を設置・運営する訓練には、通信会社も加わり、連絡や情報収集の手順を確認していた。

12日午後は、女川原発で機器故障などが発生した想定で訓練を行う予定だ。

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