「パリ五輪」代表決定まで2試合 4番手の山下美夢有は竹田麗央らと同組

大会連覇、五輪代表入りをかけた戦い(撮影/村上航)

◇国内女子◇ニチレイレディス 事前情報◇袖ヶ浦CC新袖コース(千葉)◇6621yd(パー72)

8月に控える「パリ五輪」日本代表が決まるまで、女子は残り2週間になる。次週「アース・モンダミンカップ」終了翌日、24日(月)付の世界ランキングに基づくオリンピックランキングで代表が選出される。

現時点で世界ランク8位の笹生優花が日本勢トップで、19位に古江彩佳、20位に畑岡奈紗が続く。今大会のディフェンディングチャンピオンの山下美夢有は21位で4番手。各国最大4人が出場できる世界ランク15位以内に入るか、日本勢2番手の順位に入ることが出場条件だ。

メルセデスランキングで1位に立つ竹田麗央もフィールド入り。予選ラウンドは山下、同ランク4位の岩井千怜と同組でプレーする。同ランク3位の小祝さくら、同5位で18年、19年大会覇者の鈴木愛、同7位の岩井明愛が同組になった。

今大会終了後には第1回リランキングが実施され、フルシード権を保持しない選手らの出場優先順位が成績に応じて入れ替わる。昨季実績では、51位までは「アース・モンダミンカップ」から「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」までの12試合にフル参戦できる見込み。暫定リランキング69位の比嘉真美子や、11日(火)に行われた予選会(主催者推薦選考会)で1位通過した大出瑞月(暫定リランキング81位)らの戦況も注目だ。

<主な出場予定選手>
山下美夢有、青木瀬令奈、阿部未悠、新垣比菜、岩井明愛、岩井千怜、臼井麗香、大里桃子、小祝さくら、菅沼菜々、鈴木愛、竹田麗央、原英莉花、比嘉真美子、不動裕理、堀琴音、宮里美香、安田祐香、吉本ひかる

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