「『まぁ、きれいなねぇ』と言うてくれるのが一番の励み」アジサイ街道見頃迎える(高知)

高知県香南市野市町でアジサイが見ごろを迎えています。

(リポート:遠藤弥宙アナウンサー)
「今日は日差しが照りつけていますが、街道は涼しく、多くのアジサイが見ごろをむかえています」

こちらの街道では、1.2キロメートルにわたって、およそ1万9000株のアジサイが見ごろを迎えています。

かつて不法投棄が相次いだ場所でしたが、およそ30年前に地元の男性2人が不法投棄を減らしたいとアジサイを植えたことがきっかけで生まれた街道です。

その1人で今も手入れを行っている横田博(よこた・ひろし)さんです。

横田さんによると、2024年は高知工科大学の学生とともに新たに200株を植えたということで、なかでも薄いピンクと白の花を咲かせるアナベルという品種がおすすめだそうです。

12日はすでに高知県内ほとんどの地域で25度を超える夏日となっていて、街道では太陽の光を受けたアジサイを日陰で楽しむ人の姿が見られました。

(初めて訪れた人)
「本当にいろいろな種類のアジサイがここまであるのかと思って驚きました」

(横田博さん)
「『まぁ、きれいなねぇ』と言うてくれるのが一番心の励みになります」

アジサイの見頃は6月下旬までだということです。

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