折坂悠太、新作アルバム『呪文』より先行配信シングル「スペル」リリース MVプレミア公開も

今年4月にバンドメンバー4人編成でのツアー〈折坂悠太 ツアー2024 あいず〉を完走させ、来る6月26日(水)には2年8ヵ月ぶりとなる新作アルバム『呪文』をリリースするシンガー・ソングライター“折坂悠太”が、その新作アルバムより収録曲「スペル」を6月12日(水)に先行配信リリース。また、同楽曲のミュージック・ビデオを本日20時にYouTubeにてプレミア公開します。

コロナ禍の中で制作された前作『心理』からおよそ2年8ヵ月ぶりとなる新作アルバム『呪文』。極めて内省的なコンセプトを持った前作と比べ、新作は風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような確かな眼差しを落とし込んだ内容となっています。

そのアルバムのオープニングトラックを飾り、アルバム表題曲と言っても良いリード曲が「スペル」です。「静かに静かに」という歌い出しから、緩やかな起伏を伴い、後半へかけての息を呑むようなクライマックスが待ち構える本楽曲。本アルバム制作にあたり、折坂が新たに書き下ろした楽曲となっています。

折坂が歌とギターとマンドリンを演奏、senoo ricky(ドラム)、宮田あずみ(コントラバス)、山内弘太(エレキギター)、波多野敦子(ストリングス)らが参加。レコーディングとミックスは角銅真実、NRQ、池間由布子、テニスコーツなどを手掛ける大城真が担当。マスタリングはFrederic Stader。「スペル」のジャケットの千切り絵は折坂自身による制作。デザインは鈴木聖が手掛けています。

また、6月12日(水)20:00に「スペル」のミュージック・ビデオが公開。撮影・監督は本作アルバム・ジャケットも手掛ける写真家・塩田正幸が担当。まるで一編のドキュメント映画のようであり、忘れ去られた原風景が立ち上がるような、幻想的な映像作品となっています。

なお折坂は、アルバム・リリースを記念して、全国8都市・9公演をまわるホール・ツアー〈呪文ツアー〉を9月18日(水)より開催。チケットは現在全国統一プレリザーブ受付中、一般発売は6月29日(土)より開始。

[コメント]
この歌ができた時、心底ほっとした。どこへ向かえばいいか、どこに戻ればいいのか示してくれる、コンパスみたいな曲です。
――折坂悠太

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