第2戦で左足に“非常に珍しいケガ”を負ったポルジンギス「つらいけど、状態はいい」

2023-24シーズンの覇権争いの最終章「NBAファイナル2024」は、第2戦を終えてボストン・セルティックスがダラス・マーベリックスに対して2勝0敗とリード。

シリーズは会場をボストンにあるTDガーデンから、マブスのホームアリーナのアメリカン・エアラインズ・センターへ移し、13日に第3戦、15日に第4戦が行われる。

そうしたなか、セルティックスのクリスタプス・ポルジンギスは、第3戦の出場が危ぶまれている。「NBAプレーオフ2024」のファーストラウンドで右ふくらはぎの肉離れのため戦線離脱した218センチのビッグマンは、7日のファイナル初戦で約1カ月ぶりに復帰し、ベンチスタートで20得点6リバウンド3ブロックと大暴れ。

続く10日の第2戦でも12得点4リバウンド2ブロックを残して勝利に貢献したのだが、その試合の第3クォーターに左足の内側膝蓋を損傷し、これが左足の後脛骨腱脱臼という“非常に珍しいケガ”へつながった。

今後の出場は“日々の状態次第”で決まるため、現時点で第3戦へ出場することが約束されたわけではない。ただ、ポルジンギス自身は12日に「つらいね…。今はただタフな瞬間になっている。けど僕自身の状態はすごくいい。本当にいい感じなんだ。明日どうなるかだね」と、出場に前向きな姿勢を見せていた。

シリーズ平均16.0得点5.0リバウンドに両チーム最多の2.5ブロックを残すポルジンギスは、攻防両面でインパクトを与えているだけに、ケガが悪化しないことを願うばかりだ。

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