49ersのRBマカフリーが『Madden NFL 25』のカバーに登場

サンフランシスコ・49ersのクリスチャン・マカフリー【AP Photo/Charlie Riedel】

2023年にオフェンス部門年間最優秀選手賞に選ばれた選手が、MVPこそ逃したものの、2024年に別の形で栄誉を手にすることになった。

現地11日(火)、サンフランシスコ・49ersのランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーが『Madden NFL 25(マッデンNFL 25)』のパッケージに登場することが発表された。

マカフリーは火曜日に『NFL Network(NFLネットワーク)』の番組“The Insiders(ジ・インサイダース)”で、トム・ペリセロとNFLシニアナショナルコラムニストであるジュディ・バティスタにこう語っている。

「これはものすごく名誉なことだ。兄弟と一緒に地下室で『Madden 2001』をプレーしていた頃を思い出す。ニンテンドー64で夢中になって遊んで、父(エド・マカフリー)に毎回パスを投げていた。そんな自分がカバーを飾ることになるなんて、本当に光栄だ」

先週、大型の延長契約を結んだマカフリーは、エイドリアン・ピーターソンとバリー・サンダースがそれぞれ『Madden NFL 25』――タイトルに間違いはなく、ゲームの25周年にちなんでつけられ、2013年に発売されたバージョン――のカバーを飾って以来、初めて起用されるランニングバックとなった。

10年以上ぶりにカバーを飾るランニングバックになったことについて、マカフリーは「これはすごく大きな意味を持つ」とコメントしている。

「特に、ランニングバックが少し軽視されがちな時代において、本当に大きな意味を持つ。カバーに載ることで、子どもの頃に憧れた世界のバリー・サンダースやマーシャル・フォーク、そしてもちろんエイドリアン・ピーターソン、ショーン・アレキサンダーのような選手たちの仲間入りを果たせて、とても興奮している。彼らのクリップはすべて見てきた俺にとって、同じ表紙を飾れるなんて、これ以上のことはない」

「“Madden NFL 25“のカバーはマカフリーに決定。
ラッシングヤードでNFLトップ
2023年オフェンス部門年間最優秀選手
Madden NFLのカバー選手

2024年8月16日発売。予約受け付け中」

マカフリーは2023年にキャリア最高およびリーグトップとなる1,459ラッシングヤードを記録し、14回のラッシングタッチダウンを達成。さらに、67回のレシーブで564ヤードとレシービングタッチダウン7回を積み上げ、チームをNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンへと導いた。そのパフォーマンスと一貫性によってマカフリーはMVPの有力候補に挙がっていたが、2023年シーズンの終盤にかけて活躍したクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンがリーグ最高の栄誉に輝いたため、マカフリーはオフェンス部門年間最優秀選手賞にとどまることを受け入れざるを得なかった。

『Madden NFL 24』のカバーを飾ったバッファロー・ビルズのQBジョシュ・アレンに続き、マカフリーは『Madden NFL 21』の顔となったジャクソンらとともに、唯一公式にライセンスされたNFLのシミュレーションビデオゲームのカバーを飾る、限られた選手の1人となった。NFLで7年目を迎えるベテランのマカフリーは、2024年に49ersとともにNFCの王座防衛を目指す中、カバーを飾るにふさわしい選手としての期待に応えていかなければならない。

「長年の夢が叶った!」

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