「ショウヘイはエンゼルスにいた時からファンでした」
■ドジャース ー レンジャーズ（日本時間12日・ロサンゼルス）
ドジャースの大谷翔平投手は11日（日本時間12日）、本拠地のレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、6回の第4打席で5試合ぶりの16号2ランを放った。リーグ3位でトップを走るブレーブス・オズナに2本差に迫る豪快弾。この本塁打ボールを見事にキャッチしたのが、28歳スケーター、名前はエンゼル・オロスさんだ。
「とても興奮しています！ いつも楽しいです！ 打球がこちらに向かってきたので、ジャンプしたんです！ 名前はエンゼルです。チームと同じ感じです。ショウヘイはエンゼルスにいた時からファンでした。ボールはキープします。いいお土産をゲットできました」
照れくさそうに名前を明かしたエンゼルさん。自宅はドジャースタジアム近くで、名投手フェルナンド・バレンズエラのユニホームを着た生粋のドジャースファンだ。エンゼルスから移籍していた大谷をどのように見ているのか。
「彼はアメージングプレーヤーです。ドジャースにとっては完璧な選手です。彼には色々なことを期待しています。私は最高の状態にいることは期待していません。でも、完璧な活躍をしてくれると思っています」。本塁打ボールをなくさないように、大事そうにクリアバックにしまっていた。（小谷真弥 / Masaya Kotani）
