地域福祉を担う学生を支援 信金から学生へ つしん福祉人材養成奨学金/岡山・津山市

地域福祉を担う学生を支援している岡山県津山市の津山信用金庫(松岡裕司理事長)は10日、美作大学社会福祉学科の5人に奨学金を授与した。

山下の本店で授与式があり、桐生和幸学長と学生ら関係者が出席。寺尾由久同信金お客さま応援本部長が「皆さんは今後の社会福祉を支えていく大切な人材であり、地域のために頑張ってほしい」とあいさつし、一人ひとりに20万円の目録を手渡した。

それぞれ礼と抱負を述べ、長瀧愛奈さん(22)=4年、野介代=は「医療ソーシャルワーカーを目指しており、地域に貢献できるよう頑張りたい」と話した。

この「つしん福祉人材養成奨学金」は、美作大・短大部=津山市北園町=で福祉を学び、作州地域に就職を希望する学生を対象に2010年度から毎年授与し、今回を含め73人。

今後の抱負などを話す社会福祉学科の学生

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