平和堂、キリンビバレッジと協力し「ボトルtoボトル」リサイクルを推進

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平和堂(滋賀県)は6月4日、キリンビバレッジ近畿圏統括本部(大阪府/以下、キリンビバレッジ)が取り組む「ボトルtoボトル」水平リサイクルへの協力を開始したと発表した。

この取り組みの一環として、6月6日、ビバシティ平和堂(滋賀県彦根市)にて「ボトルtoボトル」啓発イベントを実施し、再生PET樹脂を100%使用した「R100ペットボトル」を導入した「キリン 生茶」のサンプリングや啓発ポスターの掲示による情報発信を行った。

平和堂グループは、「サステナビリティ・ビジョン」に基づき、100年企業の実現に向け、「地域社会」および「地球規模」の課題解決とグループ成長の両立を目指しており、店頭での資源回収リサイクル、オリジナル商品の包装材減量化、食品トレーの軽量化・ノントレー化などの取り組みを推進している。

平和堂では、以前より店頭にリサイクルボックスを設置し、家庭で洗浄した使用済みペットボトルの回収を行っている。今回の取り組み開始により、回収されたペットボトルの一部をキリンビバレッジに供給し、再生PET樹脂を100%使用した「R100ペットボトル」を導入したキリンビバレッジ商品を販売することで、資源循環の推進を図る。

使用済みペットボトルを回収して再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルは、環境負荷が少ないリサイクル方法として注目されている。一方で、リサイクルボックス以外で廃棄されたペットボトルに付着する汚れや異物がこのリサイクルの推進を阻害する要因となっている。

そのため、啓発活動では汚れや異物の混入がなくリサイクルに適した使用済みペットボトルの確保を目指し、資源回収ボックスの設置を目的として、理解を求めるための情報発信を実施していくという。

(平和堂 ニュースリリースより}

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