ストライカー補強に乗り出すマンU、ブレントフォードFWトニーに注目?

イバン・トニー 写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ブレントフォード(同1部)に所属するイングランド代表FWイバン・トニー(28)の獲得に興味を持っているようだ。

ノーサンプトンでプロキャリアをスタートさせたトニーは2015年夏にニューカッスル・ユナイテッドへ加わると、イングランド複数クラブをレンタルで転々。ピーターバラを経て2020年夏にブレントフォードに加入すると、決定力の高さを武器にエースとしての地位を確立した。

今季は賭博違反による長期の出場停止処分があった影響で今年1月までは試合に出られなかったトニーだが、最終的にプレミアリーグ17試合で4ゴールを記録。今夏にドイツで開催されるユーロ2024のイングランド代表メンバーにも選出されている。

『ESPN』によれば、フランス代表FWアントニー・マルシャルが契約満了に伴い退団したことから純粋なストライカーがデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのみとなっているユナイテッドが前線の強化を画策。ライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコをターゲットにしていたが、残留するとの見方が強まっている。

エリック・テン・ハグ監督の去就が不透明となっているなかで、ユナイテッドはブレントフォードとの現行契約が来夏に満了となるトニーを新たにリストアップしている模様。ブレントフォードは同選手に移籍金5000万ポンド(約100億1000万円)以上を要求するようだ。

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