ダイトウボウ/商業施設事業戦略で、シードプラスと業務基本提携契約

ダイトウボウは6月1日、シードプラスとの間で業務基本提携契約を締結した。

シードプラスは、ダイトウボウの資本業務提携先の静岡県の有力企業であるシードの100%子会社。現在、シードプラスに、ECビジネスの一部業務委託をしている。

業務基本提携により、商業施設事業に関して、新たな商業施設の管理・運営案件の情報提供や採算性検証を実施。商業施設事業やヘルスケア事業に関しては、スタートアップ企業(または類似する事業)への投資案件の発掘を行うとともに、ヘルスケア事業のうちデジタルビジネスのマーケティングやWeb対応などを展開する。

<サントムーン柿田川とDaitobo Healthcare Shop>

ダイトウボウは、静岡県駿東郡清水町の商業施設「サントムーン柿田川」やECサイト「Daitobo Healthcare Shop」を展開している。

4月スタートの中期経営計画「Jumping over the 130th~成長の未来へ~」において、商業施設事業の戦略のひとつとして「提携先との取組みを強化し、新たなPM(プロパティマネジメント)事業や、施設内業態を中心に、スタートアップ企業への投資も検討する」方針を掲げており、この方針を具体化する施策の一環。

■業務提携の関連記事
ファミマ/ソニーグループのミークと資本業務提携

© 株式会社流通ニュース