動物病院で行われた『犬の卒業式』 理由に涙する人が続出「強い子だ」

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アメリカの5~6月は卒業シーズン。全米の学校では、晴れやかな表情で卒業式を迎える学生たちの姿が見られます。

そんな5月の終わりに行われた、ある犬の卒業式が話題になりました。

犬が『卒業』したこととは…?

この日の卒業式の主役は、カリフォルニア州に住むブレンナ・スタウト(brennastout)さんの愛犬、ダンダーくんです。

会場は動物病院で、医療スタッフたちが拍手をする中、角帽を被ったダンダーくんが入場してきました。

実はダンダーくんは化学療法を終えて、がんを克服したのです。

そこでダンダーくんのために『治療を卒業したことを祝うセレモニー』が行われました。

写真付きのお祝いカードや特製のケーキを贈られたダンダーくんは、とっても嬉しそう!

ブレンナさんは「彼をとても誇りに思う。愛してるよ、ダンダー!」とつづり、TikTokに卒業式の動画を投稿。

150万件の『いいね』と、たくさんの祝福のコメントが寄せられました。

・嬉しくて涙が出た。おめでとう、ダンダー!

・強い子だ。よく頑張ったね。

・ダンダーは世界中のおやつをもらえるに値する。

・化学療法は大変です。私の子犬は副作用に耐えられなかった。ダンダーくん、本当によかったね。

ブレンナさんは、ダンダーくんの卒業式の動画に寄せられた温かい声に大感激したのだとか。

「心の底からありがとう!」と、優しいコメントをくれた人たちと治療中の愛犬を支えてくれた医師や看護師への感謝を込めて、退院後のダンダーくんの様子を投稿しました。

日常に戻ったダンダーくんは、いろいろなところへ出かけたり、プールで泳いだりしてすっかり元気そうですね。

犬も人と同じように、病気になることがあります。つらい治療に耐えなくてはならない場合もあるでしょう。

がんを克服したダンダーくんとブレンナさんの幸せな時間が、長く続いていくといいですね。


[文・構成/grape編集部]


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