ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』2025年1月上演決定

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ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』が、2025年1月・2月に、東京・日生劇場にて上演されることが決定し、ファントム役とクリスティーヌ役のキャストが発表された。

半世紀に渡り数々の名作を世に送り出してきたアンドリュー・ロイド=ウェバーが、自身最大のヒット作『オペラ座の怪人』の後日譚として生み出した本作。日本での上演は、2014年の日本初演から数えて3度目となる。

2019年上演舞台写真 撮影:渡部孝弘/ファントム役:市村正親

2025年公演には、前回公演からの継続出演キャストに加えて、新キャストが参加。ファントム、クリスティーヌはトリプルキャストでの上演となる。

ファントムを演じるのは、市村正親、石丸幹二、橋本さとし。市村は、1988年に『オペラ座の怪人』日本初演からファントムを演じ、本作にも14年初演時より出演を続ける。19年より続投となる石丸は、ロイド=ウェバーの音楽の素晴らしさを最大限に引き出す。そして、今年初参加となるのは、橋本さとし。分野を問わず幅広い活躍を見せる橋本が、どんな新たなファントム像を誕生させるのか期待が高まる。

クリスティーヌを演じるのは、平原綾香、笹本玲奈、真彩希帆の3人。14年の初演がミュージカル初出演となった平原。原点となるこの作品で、更なる進化を見せる。笹本は、初演時に演じたメグ・ジリー役から役替わりでの出演。今回初参加となる真彩は、数々の大役を射止め続けている最も旬なミュージカル女優だ。

チケットは今夏発売。

<出演者 コメント>
■市村正親

ロイド=ウェバーのファントムの音楽の中にいると、全神経が活性化される思いです。3度、この舞台に立てる喜びに興奮しております。全エネルギーを役に費やして、観客の魂の深いところに記憶されるようなファントムを演じたいと思います。いまや、身も心も血も、ファントム一色です。

■石丸幹二

34年前、『オペラ座の怪人』でデビューした私には、次々と新作を発表するアンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽は、いつも憧れをもって見上げる存在だった。
中でも『ラブ・ネバー・ダイ』は、彼の軌跡をたどるような作品。6年前、向きあう機会を与えられた時、歌えども語れども、頂きは遥か遠くに輝くばかり。その手強さに、憧れは畏怖の念に変わった。
その『ラブ・ネバー・ダイ』にふたたび臨む。前回同様、いや6年経ったからこそ、その奥深さや怖さがいっそう身に染みて分かっている。挑戦の日々の始まりだ。

■橋本さとし

本作の幕が上がり客席でファントムの背中を観た瞬間、直感的に「この役をやりたい」と思い、以来目標とする役柄のひとつとなっていました。
この度、やっと巡り会えた役を全身全霊で演じたいと思います。
傷つき苦悩する中、愛と信念を執拗なまで貫く男の姿をお見せできるよう立ち向かっていく覚悟です。
私というフィルターから生まれるPhantomをぜひ待っていてください。

■平原綾香

「Love Never Dies」とのご縁は、実は約15年にもなります。2010年に同ミュージカルの日本盤におけるカバー歌唱のオファーをいただき、ロンドンでのワールドプレミアに出席する機会を頂いたその4年後、想像もしていなかったクリスティーヌ役にチャレンジすることとなりました。今年でミュージカルデビュー10周年を迎えた私にとって『ラブ・ネバー・ダイ』は初めてのミュージカル出演作品であり、アンドリュー・ロイド=ウェバーさんはじめ、共演者やスタッフの方々から、ミュージカルで歌い演じる上での大切な心を受け取った忘れることのできない作品です。今回は初のトリプルキャストということで、新しい仲間たちと共に、さらに深く作品と向き合っていきたいと思います。ぜひ劇場へお越しください。

■笹本玲奈

『ラブ・ネバー・ダイ』への出演は2回目となりますが、今回役が変わってクリスティーヌでの出演となります。
初めてこの作品に出会った時、現実とは思えないようなあの美しい世界観に毎回ワクワクし、袖から各シーンを見るほどこの作品の虜になりました。
またコニーアイランドに戻れる事、そして新たな発見に出会える事を今からとても楽しみにしています。 どうぞよろしくお願いします。

■真彩希帆

何度も何度も楽曲を聴いていた作品。クリスティーヌ・ダーエのひとりとしてアンドリュー・ロイド=ウェバーさんの美しい音楽と触れ合い、どんな発見があるのか今からとても楽しみです。
共演者の皆様と歌で心を通わせる時間。
大切に過ごしたいと思います。劇場でお待ちしております。

【あらすじ】
オペラ座からファントムが謎の失踪を遂げて10年。ファントムは、マダム・ジリー&メグ・ジリー親子の助けを得てニューヨークに移り、コニーアイランドの遊園地に身を隠していた。ファンタズマ(見世物小屋)を経営し財をなしていたが、クリスティーヌを想い続けるファントムの気持ちが満たされることはない。クリスティーヌの幸せを願い、一度は彼女への愛を押し殺したファントムだったが、その灯は消えるどころか10年という月日とともに狂おしい程に膨らんでいくのだった。

一方、ラウルと結婚したクリスティーヌは一児の母となり、“伝説のソプラニスト”としてオペラ座で活躍していた。しかし、一家の幸せに水を差したのは、ラウルがギャンブルでつくった多額の借金だった。この事実を知ったファントムは、謎の興行主を装い、クリスティーヌがファンタズマに出演すれば多額の報酬を払うと、話をラウルに持ちかける。

借金返済のために、ラウルと息子・グスタフを連れてアメリカへ渡ったクリスティーヌは、この計画の背後にファントムの影を感じ始めて──。

<公演情報>
ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』

2025年1月・2月
会場:日生劇場

※ツアー公演なし

【キャスト】
ファントム(トリプルキャスト):市村正親 石丸幹二 橋本さとし
クリスティーヌ(トリプルキャスト):平原綾香 笹本玲奈 真彩希帆 ほか

公式サイト:
https://www.LND2025.com

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