ソフトバンク石川柊太が国内FA権取得「今は目の前のリーグ優勝、日本一の駒になれるよう」通算51勝、今季は単年契約

ヘルナンデス(右)とグータッチする石川(撮影・穴井友梨)

ソフトバンクの石川柊太投手(32)が12日、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。

石川は球団を通し「育成選手として入団し、FA権を取得できたことに対して、野球人としてうれしく思います。球団、歴代首脳陣の方々には、数多くの試合に登板させていただき感謝しています。この身体、この心で、ここまで来れたのは家族やトレーナーの方々のたくさんの支えがあったからです。今後もこの支えに感謝を忘れず、今いる立場に常に使命を感じながら今は目の前のリーグ優勝、日本一への駒になれるよう努力していきたいと思います」とコメントした。

石川は創価大から育成ドラフト1位で2014年に入団。16年途中に支配下登録されると、20年には最多勝と最高勝率のタイトルも獲得した。昨オフ、3000万円減の年俸1億2000万円(金額は推定)の単年契約を結んでいた。

今季は先発と中継ぎで計8試合に登板し、2勝1敗、防御率2・49。通算成績は178試合に登板し、51勝40敗、8ホールド、防御率3・35。

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