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津山市と友好交流都市縁組を結んでいる米国南西部・ニューメキシコ州サンタフェ市の高校生らが津山市内でホームステイをしながら、高校生との交流や日本文化の体験を楽しんでいる。
中高一貫のモンテ・デル・ソル・チャータースクールの高校1~3年生と引率教諭ら19人の訪問団で10日に来市。11日は美作高(同市山北)で授業に参加したり、昼食を共にしたりして過ごした。
箏(こと)の選択授業では「さくらさくら」の演奏に挑戦。美作高3年生5人が片言の英語とジェスチャーを交えて箏爪の付け方や弦をはじく順番を丁寧に教え、米国生徒は何度も演奏を繰り返した。
「日本の生徒は親切で敬意にあふれていた」とサンタフェ市の高校生(19)。美作高の女子生徒(17)は「単語だけでも伝えたいことが伝わるとうれしい。英語を話せるようになりたい」と話した。
12日は津山東高生徒と交流した。一行は16日まで滞在し、津山商高を訪れるほか、住民との餅つきや国重要伝統的建造物群保存地区の城東地区の観光を予定している。
両市は1999年に縁組を締結し、隔年で相互に訪問団を派遣。米国からの来市は新型コロナウイルス禍の影響で6年ぶり。