「大切なのは『真実に向かおうとする意志』」“闘うジョジョラー”丸森レアがマリーゴールド電撃入団!

11日、東京都・後楽園ホールにて『MARIGOLD Grand Opening Wars2024』が開催。元センダイガールズプロレスリングの丸森レアのマリーゴールド入団が発表された。

丸森は2022年6月に里村明衣子率いるセンダイガールズプロレスリング(仙女)に入門し、2023年8月にデビュー。練習生時代は怪我に泣き、プロテストに3回落ちるという逆境にもメゲない黄金の精神を宿している。
丸森は『ジョジョの奇妙な冒険』をこよなく愛しており、“闘うジョジョラー”として話題に。体調不良により今年2月10日より長期欠場を続けていたが、本人の意志によって5月31日付で仙女を退団したことが発表された。

マリーゴールドは、今年2月4日に『選手、スタッフへの引き抜き行為』を理由にスターダムから契約解除されたロッシー小川が創った新団体。
スターダム&アクトレスガールズから数多のエース級を含む選手たちが合流して出来た当団体はプロレス界に賛否両論の嵐を巻き起こし、現在の女子プロレスの話題はマリーゴールドを中心に回っていると言って過言でない。
5月20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ戦では立見席も売り出される中で1539名(超満員札止め)の観衆が詰めかけ、異様な熱気に包まれる中で大会は大成功。その後の大会でも札止めや超満員を連発しており、快調な滑り出しを見せている。

今大会の第1試合終了後、おもむろにリングへ上がったロッシー小川が「マリーゴールドに入団したいっていう選手が今日来てます」と電撃発表。リングに丸森が上がってくると、場内は驚愕の声に包まれた。

感極まった様子の丸森は涙で声を震わせながらも「元センダイガールズプロレスリング、ジョジョラーこと丸森レアです。体調不良の方で退団をしてしまったのですが、療養期間中に思ってたことはただ1つ。プロレスがやりたい…プロレスラーであり続けたい、という気持ちでいっぱいでした。療養中に高橋奈七永さんのとあるSNSへの投稿内容を見て非常に感銘を受け、奈七永さんが所属するマリーゴールドに興味を持ちました。そして小川さんの団体の方針を拝見して、マリーゴールドで再スタートしたいと強く思い、今日このリングに上がらせていただきました。『大切なのは、真実に向かおうとする意志』という言葉が、ジョジョの作中にあります。その言葉を胸に、ここで再デビューを果たせるよう、意思と覚悟を持って、必ずこのリングで再デビューを果たします」と語った。

ロッシーは「つい最近、里村明衣子代表より電話を頂き、彼女がマリーゴールドに入りたいと希望があるので話を聞いてもらいたい旨を聞きました」と語っており、仙女側からの働きかけによって丸森の入団が決まった様子。
ロッシーは旗揚げ前の会見にて「正直言いましてね、他にも入りたいっていう子がいっぱいいるんですよ」と明かしており、他団体&フリー選手を対象としたトライアウトを開催することも発表済み。これからさらに戦力が拡大していくと思われるマリーゴールドの今後に目が離せない。

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