女子高校生を連れ去ろうと…未成年者略取未遂の疑いで58歳男逮捕 群馬県警大泉署

 通学途中の女子高校生を連れ去ろうとしたとして、群馬県警大泉署は11日、未成年者略取未遂の疑いで、ペルー国籍で大泉町の自称派遣社員の男(58)を逮捕した。

 逮捕容疑は、未成年であることを知りながら、3日午前8時40分ごろ、同町で自転車に乗っていた東毛地域在住の女子生徒に「駅までどうやって行きますか」などと声をかけて、連れ去ろうとし、逃げた女子生徒を自転車で追走。「俺の家に来ない」などといいながら腕を引っ張り、連れ去ろうとした疑い。女子生徒にけがはなかった。

 同署によると、「道を聞いたが連れて行こうとはしていません」と容疑を否認している。生徒の通う学校の関係者が同署に通報し、防犯カメラの映像などから男が浮上した。

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