COMPASS、「キュビナの働き方改革支援実証」に伴い学習eポータル+AI型教材「キュビナ」の新規無償利用自治体を募集

COMPASSは、公教育の学校現場における「キュビナの働き方改革支援実証」を本年度に実施し、それに伴い実証に参加できる新規自治体を募集開始することを、6月11日に発表した。期間中、同社の学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を小中学校全校で無償利用できる。

昨今、社会の急激な変化が進む中で、子どもたちが予測不可能な未来社会を自立的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力を育成するため、学校教育の改善・充実が求められている。一方で、学習指導のみならず学校が抱える課題はより複雑化・困難化しており、それに伴う学校現場における教職員の業務の複雑化・多忙化は喫緊の課題として早急な解決が求められている。

同社が提供する「キュビナ」は、子どもたちの学びの基礎となる知識・技能の習得および探究的な学びなどのための時間の創出に寄与するだけではなく、授業や授業準備、生徒指導、成績処理をはじめとする教職員の業務をテクノロジーによって支援し、業務削減・効率化へ寄与できるサービスであると考えられている。

この度同社は「キュビナ」の活用により、より多くの自治体・学校で、教職員の業務削減・効率化を推進することを目的として「キュビナの働き方改革支援実証」を実施することとした。

またそれに伴い、実証に参加できる新規利用自治体を募集開始する。実証に参加の自治体では、対象期間の2024年度中「キュビナ」を小中学校全校で無償利用できる。また、次年度以降の有償利用時に優遇価格が適用される。

「キュビナの働き方改革支援実証」では、アンケートによる教員の働き方の変容についての検証、キュビナの学習ログとアセスメントによる学力向上についての検証など、「キュビナ」を利用した働き方改革の実証が行われる。実証期間は8月~2025年3月末。

実証期間中は「キュビナ」の全機能を無償で利用できる。募集対象は自治体の教育委員会。利用対象は全小中学校、全学年で、実証の対象となるのはそのうちの小中2校ずつのみとなる。無償利用期間は8月~2025年3月末。

実証参加自治体の募集期間は6月10日~7月31日で、応募には専用フォームからの申し込みが必要となる。応募条件は以下の通り。

  • 今まで「キュビナ」の無償トライアルなどを利用していないこと。
  • 実証結果の公開に同意できること。
  • 実証対象として、1学年あたり計100人以上の母集団があること(対象学年数は問わない)。
  • 「キュビナ」のサービス開発ヒアリングに協力できること。
  • 来年度以降の「キュビナ」の有償利用を前向きに検討できること。

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