女子バレー日韓戦に負けられない理由 3-0勝ちでポイント+1.01なのに…0-3負けは-18.99の痛手

ネーションズリーグに出場している女子バレーボール日本代表【写真:Getty Images】

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

バレーボールの女子ネーションズリーグ(NL)第3週福岡大会(西日本総合展示場)は12日、世界ランキング6位の日本代表が同38位の韓国と対戦する。韓国はすでにパリ五輪出場の可能性が消滅しているものの、大会終了後の世界ランクによりパリ五輪出場の可否が決まる日本にとって、下位国に敗れると順位を大幅に落とす可能性があるだけに、絶対に負けられない一戦となる。

現在の世界ランキングでは、ランク差が大きければ大きいほど、上位が敗れた場合に大幅にポイントがマイナスされる算出方法となっている。6位の日本は、38位の韓国に3-0のストレート勝ちをしても1.01点、3-1、3-2の勝利だと0.01ポイントしか加算できない一方で、2-3で敗れると-13.99、1-3負けで-16.49と大幅な減点。もしストレート負けだと、-18.99点となり、パリ五輪出場権争いに大きな痛手となる。

パリ五輪の出場枠「12」のうち、現在は開催国枠のフランスに加えて、トルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国の7か国が出場を決めている。残り5枠は今大会の1次リーグ終了時点の世界ランキングをもとに決定。日本はアジア最上位に立てば五輪出場権を獲得。それが叶わなくてもアジア最上位、アフリカ最上位を除く上位3位以内に入る事が出来ればパリ行きの切符を掴める。

現在アジア最上位につける日本だが、同7位中国とは0.07ポイント差の僅差だ。女子日本代表は福岡大会で韓国戦を皮切りに4試合を戦う。地元の声援を背に絶対に負けられれない一戦を制したい。

THE ANSWER編集部

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