タクティカルFPS「VALORANT」に新マップ「アビス」が実装!高低差を生かした戦術に潜む落下死のリスク

日本時間2024年6月12日(水)、Riot Games, Inc.が開発・運営するタクティカルFPS「VALORANT(ヴァロラント)」に新マップ「アビス」が実装されました。

「VALORANT」に新マップ「アビス」が実装!

に新マップ「アビス」が実装されました。
「アビス」は謎に満ちた暗殺者集団「サイオンズ・オブ・アワーグラス」の秘密基地にあり・・・

  • 2つのサイト
  • 3レーンレイアウト
  • デス・ドロップ(落下ポイント)
  • クリエイティブな「ジャンプショートカット」
  • 分岐する中央ルート

・・・という特徴があります。
さらに「VALORANT」初の境界が存在しないマップ!
プレイヤーはより創造的な戦術を考えることができ、今までとは違った新たな地形の活用方法を模索することが勝利に繋がります。
落下死には十分気をつけて・・・。

世界の果て、深い裂け目の奥に隠されたこのフィールドで、プレイヤーは高低差あるゲームプレイと落下のスリルを体験することができます。
今までと違った体験ができる新マップ「アビス」でたくさんの戦術を試してみましょう!

新マップ「アビス」についてリードマップデザイナー Joey Simasさんのコメント

― 「アビス」の設計で目標としたことは何ですか?

「アビス」では、プレイヤーの皆さんにユーティリティーと移動のあり方を捉え直し、それらをより刺激的に活用する方法を考えてもらいたいと考えました。設計時にはこの目標を意識し、本マップから境界をなくし、プレイヤーの創造力が輝く余地を作っています。たとえばレイズのブラストパックで敵を落下させるオーメンのシュラウドステップで構造物を迂回するなどが浮かびますが、他のエージェントもサイト周りでよりリスクの高いルートを取り得るマップとなっています。この他には比較的長距離での銃撃戦も意識しましたが、一方でコンセプトの明確さとレイアウトの覚えやすさが犠牲にならないようにも気を配りました。またもう少し細かな点では、スモーク越し、あるいはスモークを巡る戦闘展開についても色々と模索しました。スモークが「狭所を完全に塞げる」感覚を変える試みです。

― 「アビス」をデザインするにあたって、何からインスピレーションを得ましたか?また、このマップで伝えたい重要なコンセプトは何ですか?

プレイヤーの中には「クリップ」を意識したプレイを狙う方も多いので、今回はマップ自体に創造的な自由を発揮する余地を広く残しました。ハイリスク・ハイリターンなゲームプレイは私たちも大好きですから、今回はVALORANTに過剰にならない範囲で「危険なスリル」を加えようと試みています。

― 「アビス」の開発中に生じた予期せぬ課題や開発の裏話はありますか?

実は元々の「アビス」はもっと高低差のあるマップでした。デス・ドロップ(落下ポイント)という要素は最初からあったので、それをより一層強調したいと考えたのです。実際、デス・ドロップ以外のゲーム要素もテストしていました。一瞬で高所へ跳ね上がれるジャンプパッドや、ノーダメージで着地できるクラッシュパッドのようなものです。最終的には「アビス」のゲームプレイ体験には不要だと判断して削除しましたが、いつか日の目を見ることもあるかもしれません!

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