2015年開催の第1回から毎年続いた海外ドラマ大賞も今年で10回目! SCREEN読者の皆さんに支持を受けたドラマスターや作品の発表に加えて、海外ドラマ史の振り返り、そして見逃せない新作をたっぷりとご紹介します。まずはSCREEN読者の皆さんが大好きなドラマスターを発表!(文・沢井メグ(チャン・ジャーハン)、清水久美子/デジタル編集・スクリーン編集部)
10位 アンドリュー・リンカーン
9位 ウェントワース・ミラー
8位 真田広之
7位 ブライアン・クランストン
5位(同率) マッツ・ミケルセン
生年月日:1965年11月22日
生まれ:デンマーク・コペンハーゲン
いつまでも記憶に残る「ハンニバル」の美演!
数々の映画やドラマで活躍してきた“北欧の至宝”と呼ばれるマッツは、「ハンニバル」で演じた猟奇殺人鬼が美しすぎると大注目され、世界中に彼のファンを誕生させた。真摯に演技に取り組み、サービス精神旺盛でお茶目な彼はコミコンなどで度々来日。24年前の出演ドラマ「UNITONE-特別機動捜査班-」の日本初上陸も嬉しい。
「ハンニバル」での印象的な演技が好き!(10代・女性)
5位(同率) ノーマン・リーダス
生年月日:1969年1月6日
生まれ:アメリカ・フロリダ州
ダリル役で海ドラファンを魅了!
「ウォーキング・デッド」に全11シーズン出演し、ファンからも「主人公を食うカッコ良さ」だと絶賛されたノーマン。彼がクールに演じた、クロスボウの名手であるダリルを応援し続けながら番組を完走した人も多いはず。スピンオフ「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」も作られ、彼は人気キャラを熱演し続けている。
ダリルのすべてに惚れました。海ドラ好きになるきっかけをくれた方(20代・女性)
4位 ジェレミー・アレン・ホワイト
生年月日:1991年2月17日
生まれ:アメリカ・ニューヨーク州
大ブレイク中のジェレミーが初のランクイン!
「シェイムレス 俺たちに恥はない」に年間出演した後、「一流シェフのファミリーレストラン」で一気に人気と知名度が高まったジェレミー。高い演技力が評価され、エミー賞主演男優賞にも輝いた。「青い瞳と乱れ髪がカッコいい!」とルックスにも注目が集まり、映画『アイアンクロー』の出演でも話題を呼んでいる。
筋肉ムキムキなのに料理人という役柄が絶妙(20代・女性)
3位 ペドロ・パスカル
生年月日:1975年4月2日
生まれ:チリ・サンティアゴ
カッコよさと可愛さでファン増加中
「マンダロリアン」と「THE LAST OF US」でのイケオジぶりでファンを増やし続けているペドロ。前者ではヘルメットを着用しているので顔が見えないにもかかわらず、人気は全く衰えない。映画ではコミカルな役を演じることも結構あり、『ドライブアウェイ・ドールズ』に“究極の無駄遣い”とも言うべき役で出演している。
ダンディーだから!(10代・女性)
Cute(10代・女性)
【今日の顔】4月2日生まれ! ペドロ・パスカル - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
2位 ベネディクト・カンバーバッチ
生年月日:1976年7月19日
生まれ:イギリス・ロンドン
今年は最新主演ドラマ「エリック」も配信!
昨年の5位からランクアップ。「SHERLOCK/シャーロック」のシーズン4が放送されてから7年経っても相変わらず根強い人気のベネ。最近ではアニメシリーズ「ホワット・イフ...?」にドクター・ストレンジ役で声優参加したり、短編映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』と『毒』などに出演し、ファンを楽しませている。
ホームズの異質さを演技と思わせないほど完成している(60代・女性)
ベネディクト・カンバーバッチ主演! 異色の心理サスペンス『エリック』 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
1位 チャン・ジャーハン
生年月日:1991年5月11日
生まれ:中国・江西省
吐息ひとつでも物語を紡ぐ演技派、2年ぶり2度目の1位!
「山河令」主演のチャン・ジャーハンが2年ぶりに再び1位に! 「山河令」のブレイクから3年、その後も日本では「如意芳霏」「マイ・ヒーリング・ガーデン」「時間の都市」と出演作が途切れることなく放送されファンを増やし続けている。
人気の理由はなんと言っても演技の巧みさ。そのルックスから貴公子役が似合うのはもちろん、無精髭だらけの風来坊までをナチュラルに表現し、見る者の心に深く刻みつけるのだ。アクションも得意でファンからは「全てがパーフェクトな俳優」と絶賛されている。
さらなる作品が期待されるなか、2024年に公式サイトが立ち上がり、YouTube等で初監督のドキュメンタリー映画『八月』を公開。『八月』は自身によるシャングリラからチベットのラサまでの自転車旅を追った作品で、雄大な自然と道中で出会った人々との交流が描かれている。同時に自身の心の内にある愛と痛みに向き合う姿を包み隠さずレンズに収め、アーティストとして一皮むけた姿を映し出した。
歌手としても精力的に活動中で楽曲のリリースのほか今夏には豪州コンサートが予定され、またインスタグラムでのファンとのコミュニケーションも積極的だ。今後のグローバルな活動が期待される。
吐く息づかいや表情だけでも台詞がなくても素晴らしい演技を見せる人(60代・女性)
役ごとに別の人に見えるほどの演技力! 立ち姿所作の一つひとつが美しい(20代・女性)
「山河令」
〈シンプルBOX 5,000円シリーズ〉 DVD-BOX1&2
発売中/価格:各5,500円(税込)
発売・販売元:エスピーオー
©Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.
[スター部門]をPLAY BACK!
*第2回~第4回はスター部門実施なしにつきキャラクター部門
第1回(2015)
1位:ベネディクト・カンバーバッチ
2位:マット・ボマー
3位:キーファー・サザーランド
4位:ジェンセン・アクレス
5位:ダン・スティーヴンス
第2回(2016)
1位:シャーロック・ホームズ(「SHERLOCK/シャーロック」)
2位:フィル・コールソン(「エージェント・オブ・シールド」)
3位:ハンニバル・レクター(「ハンニバル」)
4位:ジャック・バウアー(「24-TWENTY FOUR-」)
5位:ジョン・ワトソン(「SHERLOCK/シャーロック」)
第3回(2017)
1位:シャーロック・ホームズ(「SHERLOCK/シャーロック」)
2位:フィル・コールソン(「エージェント・オブ・シールド」)
3位:ハンニバル・レクター(「ハンニバル」)
4位:フォックス・モルダー(「X-ファイル」)
5位:ジョン・ワトソン(「SHERLOCK/シャーロック」)
第4回(2018)
1位:シャーロック・ホームズ(「SHERLOCK/シャーロック」)
2位:フィル・コールソン(「エージェント・オブ・シールド」)
3位:ジョン・ワトソン(「SHERLOCK/シャーロック」)
4位:ハンニバル・レクター(「ハンニバル」)
5位:ダリル・ディクソン(「ウォーキング・デッド」)
第5回(2019)
1位:ベネディクト・カンバーバッチ
2位:マシュー・グレー・ギュブラー
3位:ジェンセン・アクレス
4位:ノーマン・リーダス
5位:ラミ・マレック
第6回(2020)
1位:ベネディクト・カンバーバッチ
2位:マッツ・ミケルセン
3位:ライアン・レイノルズ
4位:ジェンセン・アクレス
5位:エミリア・クラーク
第7回(2021)
1位:ベネディクト・カンバーバッチ
2位:リリー・コリンズ
3位:セバスチャン・スタン
4位:アニャ・テイラー=ジョイ
5位:ペドロ・パスカル
第8回(2022)
1位:チャン・ジャーハン
2位:ベネディクト・カンバーバッチ
3位:シャオ・ジャン
4位:ゼンデイヤ
5位:マッツ・ミケルセン
第9回(2023)
1位:ペドロ・パスカル
2位:ジェナ・オルテガ
3位:チャン・ジャーハン
4位:マッツ・ミケルセン
5位(同率):ベネディクト・カンバーバッチ
5位(同率):ゼンデイヤ