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千葉県教育庁は6月12日、2025年度採用される、公立学校の教員採用試験の志願状況を公表しました。
全体の志願倍率は2.4倍で、1989年度以降では過去最低となっています。
県教育庁によりますと、2025年度採用となる教員採用試験への志願者は4560人で、前の年度からは400人近く減りました。
一方、募集人員は前の年度より200人程増えて、約1900人となっており、全体の倍率は前年度を0.5ポイント下回る2.4倍となり、1989年度以降では過去最低となりました。
志願倍率の低迷について、県教育庁の担当者は「志願者確保への課題を改めて感じる厳しい状況」としていて、今後、教員免許を持つ既卒者をフォローするための説明会を開催するほか、教員不足解消に向けて2024年度から開始した、奨学金を肩代わりする事業のPRを重ねるなどして、教員確保に努めたいとしています。