最低賃金と2024年問題について、大学生が青森労働局と対話しながら考える特別授業が青森大学で開かれました。
特別授業では、青森労働局の上野諭労働基準部長が講師を務め、青森大学の3学部に所属する1年生から4年生と、むつキャンパスの学生合わせておよそ60人が出席しました。
授業冒頭に、最低賃金の現状や今後の見通し、労働時間の上限規制による2024年問題について説明された後、学生たちが意見や質問を直接ぶつけていました。
【青森労働局 上野諭労働基準部長】
「時間指定した時にいないって最悪なんです」
「自分はタダかもしれないけれど、そういう配慮をしてあげないと、トラックドライバーの労働時間って延びちゃう」
「間接的な要因として、生活している消費者が関わっているという視点を忘れないでほしいんですよ」
青森大学では、学生たちに生涯にわたる「キャリア観」を身に付けてほしいと、7月には青森市選挙管理委員会とコラボレーションした特別授業も行う予定です。