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夏まつりシーズンを前に、徳島県内の花火業者では打ち上げ花火づくりが、今、最盛期を迎えています。
小松島市立江町の市山煙火商会では、四国内や中国地方などから、夏まつり用の打ち上げ花火の注文が舞い込んでいて、従業員が花火づくりに追われています。
花火玉は、玉皮という半球型の容器に星と呼ばれる火や煙を出しながら燃える火薬の粒と、割薬と呼ばれる星を飛ばすための火薬を詰めたあと、2つを合わせ球形を作ります。
そして、紙を何枚も張り重ねていきます。
市山煙火商会では、直径6cmのものから30cmにもなる尺玉まで、50種類ほどの花火玉を約5万個作るほか、注文があれば仕掛け花火も生産しています。
作られた花火玉は、形を整えながら天日干しされた後、出荷されます。
県内では、7月から本格的な夏まつりシーズンが始まり、打ち上げ花火が夏の夜空を美しく彩ります。