「美しい!」「イメージピッタリ」 映画新作『キングダム』摎役・新木優子で高まる期待感

(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会

2024年7月12日の映画『キングダム 大将軍の帰還』公開に先駆け、公式サイトおよびSNSアカウントが5月30日から6月9日にかけて総勢20名のキャラクタービジュアルを公開し、話題となっている。

同作は、2006年から『週刊ヤングジャンプ』で連載中の原泰久さんの同名漫画の実写化第4弾。物語の舞台は紀元前3世紀、春秋戦国時代の中国。下僕として働きながら「天下の大将軍」という大きな野望を持つ、山﨑賢人さん演じる戦災孤児の少年・信(後の大将軍・李信)と、吉沢亮さんが演じる秦の若き国王・嬴政(えいせい・後の始皇帝)を主軸に、彼らの成長と中華統一の軌跡を描いた歴史アクションだ。

7月公開の映画『キングダム 大将軍の帰還』で描かれるのは、前作に続く「馬陽(ばよう)の戦い」で、シリーズのクライマックス。秦と趙の、国の存亡を賭けた戦いは熾烈を極め、趙三大天の一人であり圧倒的な強さを見せつける武神・龐煖(吉川晃司さん)と因縁を持つ王騎将軍(大沢たかおさん)が、忌まわしい記憶の土地・馬陽でついに矛を交える。

■豪華すぎるキャスト陣!注目の新キャストは新木優子さん

3月25日には、『キングダム 大将軍の帰還』の新キャストとして摎(きょう)役の新木優子さんの出演が発表され、話題を集めた。

摎は秦六大将軍の一人で、常に仮面で顔を隠しているミステリアスな女性。女性ながら鬼神のごとき戦いっぷりは他の将軍に引けを取らず、幾多の戦で功績を残していた。彼女の存在は龐煖と王騎将軍の因縁に大きく関わっており、今作での重要人物でもある。

これまでに公開されていたティザー映像では仮面を被った姿のみが映されており、SNSを中心に「誰が演じるの?」と話題を集めていた摎のキャスティング。新木さんの名前とともに特別映像が公開されると、「すごいクオリティ!」「イメージピッタリ! キャスティングの解像度高い」「新木さん美しすぎ」といった声が続出した。

新木さんも同日に自身のインスタグラムを更新し、「第1作目を劇場で観てとても感動した作品だったので出演が決まった時は本当に心から嬉しかったです。」とコメントを寄せている。

信役の山﨑さん、嬴政役の吉沢さん、王騎役の大沢たかおさん、楊端和役の長澤まさみさん、河了貂役の橋本環奈さんら泰国のキャスト陣は続投。映画第1弾時から再現度の高かった彼らの役作りは今回も話題を集め、今回公開されたキャラビジュアルに対しても「長澤さんが役にあっててキレイ」「大沢さんの王騎がかっこよすぎる!」といった声が続出した。

また、泰国に恨みを持つ趙軍の面々も続投。最強の軍師・趙荘役に山本耕史さん、三大天の一人・李牧役を小栗旬さん、龐煖役を吉川さん、白髪の将軍・万極役を山田裕貴さんが演じ、これまで以上に泰軍を追い詰めていく。

■最強タッグ再び!主題歌アーティストにも注目

6月11日、主題歌アーティストがONE OK ROCKに決定し、同時に映画公開の7月12日に新曲『Delusion:All』のリリースも発表された。

ワンオクは、2019年の劇場版第1弾『キングダム』でも主題歌を担当した大人気バンド。壮大な世界観をメロディアスに歌い上げた主題歌『Wasted Nights』は作品の代表曲となり、以来「ワンオク」×『キングダム』の再タッグを望む声が絶えなかった。

根強いファンを抱えるこのタッグが、シリーズ集大成となる第4弾で5年ぶりの復活を果たす。今作の決定にファンは大いに沸き、SNSには「嬉しすぎる!!」「やっぱりキングダムにはワンオク!」といった喜びの声が次々と寄せられた。

予告編のショート映像では新曲をバックにこれまでの信たちの成長が映されているのだが、スケールの壮大さはこれまで以上で、楽曲と作品とのマッチ度が高いことは折り紙付き。ボーカルのTakaさんは、「世の中の色々な争いや今の時代背景を汲み取りながら、キングダムにふさわしい楽曲を作ったつもりです」と楽曲と作品への想いをコメントで述べている。

物語が一つのターニングポイントを迎えるシリーズ第4弾の『キングダム 大将軍の帰還』。迫った7月12日の公開日に向け、期待が高まる一方だ。

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