歓喜に沸いた一戦 ”街なかスタジアム”周辺は大興奮 繁華街も賑わう 広島

サッカー日本代表がシリアに勝ち、歓喜に沸いた一戦。
”街なかスタジアム”の周辺はどれほどの熱気に包まれていたのでしょうか?

【広島のサポーター】
「頑張れニッポン!」
【福岡在住・シリアサポーター】
Qどちらが勝つ?
「シリア!ごめんね日本!]

両チームのサポーターが興奮した”歴史的一戦”の幕開け。

【岡野キャスター】
「選手入場前のスタジアムです。上のほうを見てみると青いライトが点灯しました」

スタジアムの外にも国歌が響き渡る中、あちらこちらに足を止め、じっと見つめる人たちの姿がありました。

【チケットが手に入らなかった人】
「たまらない…入りたいですね…」

【岡野キャスター】
「スタジアムの川沿いです。ちょうどピッチのコーナーのあたりだが、みてください。どうやら少し隙間があるようで覗き込んでいるんですよね」

「ウオ~!ゴール!」

こちらのグループはスマホの生中継をみながら生の歓声を楽しんでいるといいます。

「すごいですよね…」
「地元でこんな歓声が…」

そんな熱い声援に応えるように場内では選手たちも躍動。
一方、この一戦にボールパーソンとして参加したのは地元の大学生です。

広島市安佐南区にある広島経済大学。
ここのサッカー部で日々鍛錬を積む3年生の野田朔大さんと池田伊織さんなどにボールパーソンや担架係の声がかかりました。

池田さんは試合中、キーパーが守るゴールの後ろでスタンバイ。
ボールがラインを割るとすぐに立ち上がります。

【ボールパーソンを務めた池田伊織さん】
「一回だけ大迫選手にボールを出すことができてうれしかった。(将来サッカー関係の仕事に就きたいので)「ちょっと違う視点からサッカーに関わる仕事を見れたのでいい収穫だった」

【ボールパーソンを務めた野田朔大さん】
「正直、選手目線で見入ってしまい、同じポジションの選手とかの球際の強さとかプレーの余裕とかを肌で感じられていい経験ができた」

2万6650人が詰めかけブルーに染まった新スタジアム。
試合を終えた森保監督はサポーターにハートマークを送りました。

【向井記者】
「試合が終わってこの盛り上がりです。これが日本代表戦が行われた広島の景色です」

【子ども】
「森保さんも素晴らしかったし、選手全員素晴らしかった!」
「僕も日本代表になりたいと思った」
【サポーター】
「試合のスピード感もすごく速くて、面白かった」
「最高でした!」

さらに…この人も…。

【プライベートで観戦した中西敦子アナ】
「すごかったです本当にすごかったです」
Q何がすごかった
「観客の声援もそうですし。5点入りました。こんな試合を広島で見られるなんて夢ですか。本当に幸せです」

そんな興奮と余韻に浸るサポーターの波は…。

【サポーター】
「やっぱり日本最高ですね!」
「え~、牡蠣くいたーい!」

県外から来たサポーターは広島名物を求めてお店探し…。

【向井記者】
「こちらにも試合後に楽しまれている方がたくさんいらっしゃいます」

【奈良県からきたサポーター】
「広島の街を楽しんでいますよ!」

また、こちらのお店では試合前に立ち寄るサポーターや試合中にスマホを見ながら一杯飲む客もいて”20年ぶりの代表戦効果”を感じたようです。

【やきとん大黒袋町店・林信行 店長】
「広島の街もこれだけ盛り上がるので、ぜひまた早くやってもらいたいですね」

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