6月12日朝、愛知県刈谷市の名鉄名古屋本線の踏切で、手押し車を押していた82歳の女性が列車にはねられ死亡しました。
警察によりますと、午前8時55分ごろ、刈谷市の名鉄名古屋本線一ツ木駅と知立駅の間の踏切で、急行列車が近くに住む森川和代さん82歳をはねました。森川さんはその場で死亡が確認されました。
警察と名鉄によりますと、遮断機や警報機に異常はなく、森川さんが手押し車を押しながら踏切内に入ったところ、遮断機が下りた可能性が高いとみられています。
列車は弥富駅発・豊川稲荷駅行きの4両編成で、男性運転士や乗客約100人にケガはありませんでした。
この事故の影響で、名鉄名古屋本線の新安城駅から豊明駅の上下線で一時、運転を見合わせましたが、現在は通常通り運行しています。