七夕を前に子どもたちが「まこも馬」作り/埼玉県

 7月7日の七夕を前に、幸手市の小学生が地元に古くから伝わる「まこも」を使った馬作りを体験しました。

 幸手市立権現堂川小学校は、七夕の夜に織姫と彦星が巡り会うことを願い作られるという「まこもの馬」を子どもたちにも伝えていきたいと、40年以上にわたって作り続けています。

 12日は5年生と6年生の児童が、地域に住む人たちに作り方を教えてもらいながら、学校近くの用水路に自生している「まこも」を使って馬作りを体験しました。

 児童たちは、自分たちの身長と同じくらいの長さがある「まこも」で頭とたてがみ、それに脚や胴体を作り上げると、思い思いの願いを書いた短冊を付けていました。

 権現堂川小学校は7月2日に全校児童55人が参加する七夕集会を開き、12日に作った「まこも」の馬を地域の人たちにお披露目するということです。

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