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「川」をテーマに東京芸術大学の学生が制作した作品が楽しめる企画展が、寄居町の県立川の博物館で開かれています。
企画展が開かれるのはことしで5回目です。
東京芸術大学では、デザイン科に通う1年生が、毎年、授業の一環で、「川」をテーマにした制作活動に取り組んでいます。
学生たちは、博物館の職員からのレクチャーを受けたり、自ら現場を歩いて調査したりして着想を得ました。
会場ではこのうち、優秀作品に選ばれた29点が紹介されています。
《oke.》は、木桶からインスパイアされたペットボトルホルダーです。
江戸時代、人々は川の水を木桶でくみ上げて、生活用水として使っていました。
作品は、改めて、木桶本来の役割を私たちの生活に組み込むことを目的としています。
また、多摩川で見ることができる「サギ」や、ハゼの仲間「ウキゴリ」のフィギュアや、「アオサギ」のウォールランプなども並びます。
東京芸術大学の学生による「河川・水系」作品展は、寄居町の県立川の博物館で6月16日まで開かれています。