クウェートで火災、41人死亡 外国人労働者、大量の煙吸引か

 【カイロ共同】中東クウェート南部マンガフで12日朝、建物火災が発生し、少なくとも41人が死亡した。ロイター通信などが伝えた。死亡したのは外国人労働者とみられ、多くは大量の煙を吸い込んだことが死因という。

 地元当局者は建物で外国人労働者が暮らしていたと指摘。非常口などに殺到し、脱出が難しかったとの見方を示した。

 負傷者もおり、死者は増える可能性がある。湾岸諸国は外国人に労働力を大きく依存している。クウェートでは人口の約7割が外国人だとされる。

© 一般社団法人共同通信社