県警前生安部長の勾留期限を延長 22日まで、鹿児島簡裁

前鹿児島県警生活安全部長の本田尚志容疑者

 鹿児島簡裁は12日、職務上知り得た秘密を退職後に漏らしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕、送検された前鹿児島県警生活安全部長の本田尚志容疑者(60)の勾留期限を22日まで延長する決定をした。弁護側は不服として準抗告したが、鹿児島地裁が棄却した。弁護側が明らかにした。

 永里桂太郎弁護士は「公益通報に該当し、漏えいの罪は成立しない。早期釈放が実現するよう尽力する」とコメントを出した。

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