去年8月、小千谷市で父親を殴るなどして死亡させた罪に問われている男の裁判員裁判で検察は、懲役6年を求刑しました。
起訴状によりますと、小千谷市岩沢の大渕良輔被告(37)は父親の信行さんの頭や胸を突っ張り棒で殴るなどして、死亡させた罪に問われています。これまでの裁判で、事件当日に家族間のトラブルがあったことが明らかになっていました。
12日の公判で検察側は「犯行を正当化できる事情はない」として懲役6年を求刑。一方、弁護側は「信行さんにも相当な落ち度があった」として懲役3年・執行猶予5年が相当としました。
判決は14日に言い渡されます。