市川團十郎 息子・市川新之助の“13”愛にほほ笑み「僕も十三代目になりたい!」

市川團十郎さんが6月11日、歌舞伎座『七月大歌舞伎』昼の部『星合世十三團』取材会に出席しました。

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『七月大歌舞伎』は、7月1日から7月24日の千秋楽まで昼夜二部制で開催。昼の部では、令和元年(2019)7月に市川海老蔵さん(現 團十郎)により初演された『星合世十三團』が再び上演されます。

この作品は、古典歌舞伎の三大名作の一つ『義経千本桜』のドラマ性に焦点をあて、娯楽性に富んだ演出や新たな趣向、宙乗り、大立廻りを取り入れ、源平の時代に生きた人間たちの運命と修羅を描いた物語。團十郎さんは、主要な13役を早着替えで演じます。

團十郎さんは、本作について「初演のときは本当に満身創痍(まんしんそうい)な感じの演目でした。残念ながら、体調不良で一回、休演するハプニングもあって、なかなかやりきれなかったところもあったんですけど、今回は満を持して一生懸命務めたいと思います」と意気込みました。

2022年に「十三代目 市川團十郎 白猿」を襲名した團十郎さん。

本作では13役を演じ分けており、“13”という数字に縁があるようで「僕は13って数字が好きなんです。せがれ(市川新之助さん)も13が好きで、『僕も大きくなったら十三代目になりたい』って言っているんですけど」とほほ笑みました。

記者から「親子で十三代目?」と返されると、「そうそう、ずっと十三代」と答えて笑わせました。

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