地元での就職を 行政と地元企業ら学校訪問活動 円滑なマッチングに向けて/岡山・津山市

新規学卒者の地元就職促進を目指す「県北学校訪問活動」(津山広域事務組合など主催)が11日から始まり、行政と地元企業代表者らが高校、大学などの進路指導担当者らと意見交換を行っている。7月4日までに美作地域の16校を巡る。

初日は菅田拓平津山地区雇用開発協会長、ハローワーク津山・谷口健吾所長ら6人が市内の5校を訪問。このうち美作大学・同短期大学部(北園町)では桐生和幸学長らが地域別の就職状況や8割以上が専門職に就くことなどを説明した。

企業、行政側からは、「学生には納得いく就職が大切。多様化する価値観に即し、円滑なマッチングに向けた支援を提供したい」と述べ、各団体から相談会や助成制度について説明があった。

この日はほかに津山高校、美作高校、津山商業高校、津山工業高校を訪ねた。

学生が納得いく就職活動を応援したいと力を込める県北学校訪問活動の関係者

© 津山朝日新聞社