【西郷村の“盛り土問題”】会社役員の男を森林法違反の罪で起訴・福島県

【会社の経費でビールなど賄賂を購入】石川町贈収賄事件…業者側が贈ったのは物品は42万円相当・福島県

1ヘクタールを超える土砂を西郷村の民有林に持ち込み、無許可で盛ったなどとして、土木工事会社と会社役員の男が、森林法違反の罪で起訴されました。

森林法違反の罪で起訴されたのは、土木工事会社の秋津洲工業と、その会社役員・長嶺嗣義被告(59)です。

起訴状などによりますと、長嶺被告は2023年12月から2024年1月ごろまでの間に、西郷村の民有林で政令で定める規模の1ヘクタールを超えて、関東から搬入した土砂を盛ったとされています。

また、1月に福島県知事から開発行為を中止命令を受けたにもかかわらず、1ヘクタールを超えた土砂を盛り、命令に違反したとされています。

長嶺被告はこれまでの調べに対し、「無許可で盛り土したことは間違いない」などと話し、容疑を認めています。

西郷村や矢祭町ではほかにも、大量の土砂が積み上げられたいわゆる「盛り土」があり、警察が関連を調べています。

© 株式会社福島中央テレビ