「いつも一人でいる娘が心配」「何言ってんの!」【娘の成長に悩む私】に → 幼馴染がかけてくれた言葉

子育てをしていると、自分の思うように出来ないと焦ったり不安になったり、我が子の成長について悩んだりすることもありますよね。そんなとき、あることがきっかけで道が開けることも……? 今回は、友人から聞いた幼馴染に言われた一言で前向きになれたというお話をご紹介します。いったい何と言われたのでしょうか?

娘の成長に悩む

私は結婚して地元から離れ、誰も知らない新しい土地で子育てに奮闘していました。元々人見知りでしたが、子どもにはたくさん友達を作ってほしいと思い、幼稚園や小学校で仲良くなったお友達のママ友さんに声をかけ、公園で遊んだり家に呼んでランチをしたりと頑張りました。そのおかげでお友達もたくさんできたんですが、娘は気が付くとポツンとなっていることがあり、どうしたものかと悩んでいました。

幼馴染と再会

地元に帰省した時に娘と散歩をしていると、偶然幼馴染のA子に出会いました。久しぶりに話そうよ! と近くの公園で話すことになり、次第にお互いの子育ての悩みに。

「うちの娘、お友達と群れないって言うか一匹狼タイプみたいで悩んでるの。このくらいの年頃だったら女の子グループで固まったりするのが普通だと思うんだけど……」
すると、A子は驚いた顔で話し出しました。
「ちょっと、何言ってんのよ! あなたと同じじゃない」

幼馴染の言葉に感謝

A子は笑いながら続けました。
「何言ってんの。あなたもそのタイプだったじゃない! 私は誘いを断れずに悩むタイプだったから、友達たちに言われるまま流されてしんどいこともあった。だから、自分をしっかり持ってるあなたが昔から羨ましかったよ。子どももきっとそうなんだよ。あなたの子どもなんだから安心していいと思うよ」

幼馴染にそんなことを思われていたなんて全く知らず、昔の自分も今の子供も肯定してもらったようでとても嬉しくなりました。焦らず娘の成長を見守ろうと思わせてくれる出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira

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