途中出場ウタカが仕事!カウンターから2発 サッカー天皇杯 J2甲府初戦 山梨県

サッカーの天皇杯全日本選手権大会の2回戦が12日に行われ、J2・ヴァンフォーレ甲府は山梨県甲府市「JIT リサイクルインク スタジアム」でJFLの「Honda FC」(アマチュアシード)と対戦。2-0(0-0、2-0)で初戦を突破しました。

甲府は4日前のJ2リーグ戦から先発を7人変更。GKは南アルプス市出身の山内康太が入り、右ウイングバックには大卒ルーキーのMF村上千歩が公式戦初出場を果たしました。左ウイングバックにMF水野颯太、ボランチにMF中山陸とMF木村卓斗を起用。シャドーの一角にFW飯島陸、ワントップにFWファビアン・ゴンザレスが入りました。

また、守備陣を中心に負傷離脱が相次ぐ中、ボランチを本職とする林田滉也が3バックの中央で起用されました。

甲府は前半42分、FWアダイウトンの突破からチャンスを作り、相手守備陣の裏に抜け出したゴンザレスがペナルティーエリアで倒されてPKを獲得。ゴンザレスが自らキッカーを務めますが、シュートはポストに弾かれ、先制のチャンスを逃しました。

後半も攻めあぐねる時間帯が続きますが、33分にFWピーター・ウタカがピッチに入ると、37分、DF関口正大のスルーパスに反応。GKとの1対1を制してゴールへと流し込みました。

さらにアディショナルタイムにはロングカウンター。中山のスルーパスにウタカが抜け出すと、GKをかわして連続ゴールを挙げました。

3回戦は7月10日に行われ、甲府はJ1・セレッソ大阪と対戦します。

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