クロちゃん、監視生活もマインド変換で快適に 恐怖から楽しみへ

クロちゃんと森香澄

安田大サーカスクロちゃんが12日、都内で行われた映画『ザ・ウォッチャーズ』の「監視者100人集合!映画『ザ・ウォッチャーズ』 最速”覗き見”プレミアイベント」にフリーアナウンサーでタレントの森香澄と登壇し、自身の監視生活について語った。

本作は『シックス・センス』などのM・ナイト・シャマランが製作を、彼の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが監督・脚本を務めたホラー。地図にない森、ガラス貼りの部屋、見知らぬ3人。28歳の孤独なアーティスト、ミナ(ダコタ・ファニング)は、贈り物を届けるだけのはずだったがそこに閉じ込められ、“謎の何か”に毎晩監視されることになる。

この日は映画の設定にちなみ、控室にいるクロちゃんを森と観客100人が会場のスクリーンを通して“監視”する企画を実施。スクリーンには、クロちゃんが自撮りをする様子やポップコーンを頬張る姿が映し出された。

さらに激辛チョコレートのドッキリを仕掛けられたクロちゃんがむせながら会場に現れると、電流が流れる小道具を手にした森と握手をしてビリビリを受ける“追いドッキリ”も。「痛ーい!」と絶叫するクロちゃんは「満身創痍」とヘトヘトな様子で感想を求められたが、バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」で部屋を監視されることも多いことから、「家にいるときと変わんないけどさ」とボヤいた。

そんな自身の監視カメラ生活について、「はじめは怖かったんですけど、自分が倒れたときに助けてくれるからラッキーだなと思いはじめたり、番組のディレクターさんが忙しかったりすると、ADの可愛い女の子が2人くらいいたから、その子たちが見ているかもしれないと思ったら日替わりのデート気分になって、裸でうろつくようになった。マインドが変わって生活しやすくなった」とぶっちゃけ、本作についても「ずっと緊張の糸が切れないようにしている感じは、仕掛けられて1週間くらいの自分を思い出す」と劇中キャラクターに共感した。

イベント終盤では、クロちゃんが“逆ドッキリ”で森に仕返し。森が鏡に顔を近づけて自撮りをしている最中に、クロちゃんが鏡をスライドさせて顔を出すと、森は至近距離のクロちゃんに驚き、思わず悲鳴を上げて倒れ込み、「怖いってー! 顔面で怖いことあるんですね」と目を丸くしていた。(錦怜那)

映画『ザ・ウォッチャーズ』は6月21日より全国公開

© 株式会社シネマトゥデイ