【中日】今季10度目、交流戦4度目の零封負け 立浪監督「もう少し打席で工夫しないと」

中日・立浪監督

中日は12日の日本ハム戦(エスコン)に0―7で敗れ、連勝ストップ。今季10度目、交流戦では4度目となる零封負けを喫した。

先発の小笠原慎之介投手(26)が大誤算だった。初回二死から水谷、マルテイネスの連打で一、二塁とされると続く田宮に右前適時打を許し先制点を献上。さらに万波には左中間に3ランを運ばれ試合の主導権を完全に相手に渡してしまった。

打線は日本ハム先発・伊藤大海投手(26)の前に完全に沈黙。わずか3安打でセカンドベースを踏むことすらできず、97球でのマダックス(100球以下での完封)を許した。

立浪和義監督(54)は「初回、何とか1点でしのいでいれば。あそこの3ランは防がないといけない。バッテリーの反省しないといけない点」と残念そうな表情。「ワンサイドになっていく中で打つことは難しいんですけど、もう少し打席で工夫しないと淡泊に見えてしまう。そのへんは打線の課題。明日また一つ勝てるように」と打撃陣に奮起を促した。

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