玉川徹氏 夫婦別姓を反対する岩盤保守に「国会で問いただすべきだ」

テレビ朝日

元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が12日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演した。

番組では経団連が選択的夫婦別姓制度の早期導入を政府に求める提言を公表したことを取り上げた。夫婦同姓しか選択できない国は日本のみとされているという。

以前から夫婦別姓の議論はなされており玉川氏は「なぜ進まないかというと、いわゆる岩盤保守という人たちが強硬に反対している」と指摘。岸田文雄首相もかつては別姓制度実現を目指す議員連盟の呼びかけ人でもあったことから「総理大臣が『夫婦別姓いいんじゃない?』と言ったって進まないぐらいの岩盤保守が抵抗しているんですよ」と述べた。

抵抗している理由について「『家族の一体感が損なわれる』『不倫が増える』とかそういう事を言うワケです。日本以外の国って、そんなに大変なことになってますか?」と問いかけた。続けて「(反対を)主張している人もまさかこれが本音だとは僕は思えない。もっと別な所に本音があるんですよ。一体、それは何なのかというのを、ちゃんと国会で、その人たちに問いただすべきだと思います」と述べた。

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