【関東オークス】西園師「心配はしていませんでした」アンデスビエントが重賞初制覇

6月12日、川崎競馬場で行われた交流G2・関東オークス(ダ2100m)は、田口貫太騎乗の1番人気、アンデスビエント(牝3・栗東・西園正都)7馬身差の圧勝。人馬ともに嬉しい重賞初制覇となった。

1着 アンデスビエント
西園正都調教師
「元々精神的にも落ち着いた馬なので、ナイターとか環境の変化、小倉の新馬戦でも輸送で結果を出していますので心配はしていませんでした。ジョッキーには自分のレースで普段通り乗ってこいということで、上手く行きましたので良かったです。お母さんもエンプレス杯を勝って引退しましたし、この馬も引っかかる馬ではなく、ハナにいくと自分で息を入れて競馬が出来る馬なので、行けるようならハナに行ってラチを頼っていけよということで、4コーナーでは安心して勝てるなと思っていました。距離も順応出来ますし、お母さんの後を継げるように育てていきたいなと思います。皆様の応援のおかげで強い競馬が出来ました。これからもアンデスビエントの応援をよろしくお願いします」

レース結果、詳細は下記のとおり。

6月12日、川崎競馬場で行われた11R・関東オークス(Jpn2・3歳オープン・牝・ダ2100m)は、田口貫太騎乗の1番人気、アンデスビエント(牝3・栗東・西園正都)が快勝した。7馬身差の2着にミスカッレーラ(牝3・船橋・川島正一)、3着にグラインドアウト(牝3・高知・田中守)が入った。勝ちタイムは2:18.5(良)。

2番人気で石川裕紀人騎乗、クリスマスパレード(牝3・美浦・加藤士津八)は、9着敗退。

7馬身差完勝

関東オークス・アンデスビエントと田口貫太騎手 (C)Hiroki Homma

田口貫太騎乗の1番人気、アンデスビエントが嬉しい重賞初制覇を飾った。直線では手応えよくライバル突き放してのを完封。7馬身差の勝利で、鞍上の田口貫太騎手も嬉しい重賞初制覇となった。

アンデスビエント 6戦3勝
(牝3・栗東・西園正都)
父:ドレフォン
母:アンデスクイーン
母父:タートルボウル
馬主:グリーンファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 アンデスビエント 田口貫太
2着 ミスカッレーラ 御神本訓史
3着 グラインドアウト 赤岡修次
4着 シンメルーブス 西啓太
5着 プリンセスアリー 森泰斗
6着 ローリエフレイバー 笹川翼
7着 スピナッチバイパー 達城龍次
8着 イゾラフェリーチェ 戸崎圭太
9着 クリスマスパレード 石川裕紀人
10着 メイショウヨシノ 団野大成
11着 アンバーシュガー 藤原幹生

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