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日本人で初めてWBO世界バンタム級王者に輝いた、プロボクサーの亀田和毅選手が鹿児島市の高校を訪れ、生徒たちに失敗を恐れず「挑戦」することの大切さなどについて熱く語りました。
庄村奈津美記者
「大きな拍手で迎えられ、亀田和毅選手が今、入場してきました!」
鹿児島商業高校の全校生徒550人が出迎えたのは、プロボクサーの亀田和毅選手です。
亀田選手は大阪府出身の32歳で、いずれもボクサーとして知られる「亀田三兄弟」の三男です。
日本人で初のWBO世界バンダム級王者に輝いたほか、世界で初めて三兄弟で世界王者となるなど、日本のボクシング界で活躍しています。
亀田選手は生徒たちに、自身が15歳の時、一人でメキシコに渡って生活していた経験を伝えるとともに、失敗を恐れず挑戦する大切さを語りました。
プロボクサー亀田和毅選手
「100パーセントの人なんて絶対いないし、絶対みんな失敗しているわけで、俺でも何回も失敗しているわけで。そういう失敗を絶対に恐れずに、どんどんやりたいことに挑戦して欲しいなと一番思う」
「みんなもしっかり人生プランを立てたら、もっとモチベーションが上がると思う。ただ普通に「明日も来てがんばる」だと気持ちが持たないので、人生プランを決めてやっていれば、つらいときでも乗り越えられると思う」
亀田選手への質問タイムではこんな場面も…
「シャドウ見たいです」
「お~(拍手)」
講演を聴いた生徒
「シャドウを見せて欲しいと言いました」
(Q.実際に見てどうでした?)
「とてもかっこよかったです」
講演終了後には、亀田選手とアスリートスポーツ科の生徒の交流も行われ、生徒たちは世界王者のチャンピオンベルトに目を輝かせていました。
また、スポーツを専門に学ぶ生徒ならではの質問にも、亀田選手は熱心に答えていました。
アスリートスポーツ科の生徒
「睡眠で気をつけていることがあれば教えて下さい」
亀田和毅選手
「睡眠はトレーニングよりも大事だと思っているから、リラックスする音楽を聴いたり、日によって音楽を変えたりしている」
アスリートスポーツ科1年生(野球部)
「誰に何を言われても頑張っていたので、努力はしようかなって。努力したほうがいいなと思いました」
アスリートスポーツ科1年生(バレー部)
「大谷翔平選手も人生プランを立てていると聞いてたので、自分も少しずつ人生プランを立てて自分の目標に向かって頑張って行きたいと思います」