高校生ら8人死亡の雪崩事故で禁錮2年の実刑判決受けた引率教師ら3人が控訴「危険性の予見は可能」との一審判決不満 栃木・那須

栃木・那須町で、高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、引率した教師ら3人は、宇都宮地裁の判決を不服として控訴した。

この事故は2017年、那須町のスキー場近くで雪崩が発生し、大田原高校の生徒7人と教師1人が死亡したもの。

宇都宮地裁は5月30日、責任者の猪瀬修一被告(57)ら3人に対し、「雪崩発生の危険性を予見することは十分に可能だった」などと指摘し、禁錮2年の実刑判決を言い渡した。

猪瀬被告ら3人は、判決を不服として、6月12日付けで東京高裁に控訴したという。

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