中部の外食各社 人への投資拡大 〝じっくり〟研修再開 マイスター制度も導入

ブロンコビリーは、トレーニングセンターで新入社員にがんこハンバーグの焼き方などを教えている

 中部地方の外食各社が、人材育成を強化している。ステーキハウスのブロンコビリー(本社名古屋市)は、コロナ禍で中断していた新入社員向けの集合研修を再開。メニュー品質の維持・向上を図る。しゃぶしゃぶ・日本料理の木曽路(本社名古屋市)は、赤ちゃんの生後100日を記念して祝う「お食い初め」への対応強化を狙い、認定制度を設けて取得者の増員を進めている。コロナ後の急回復も落ち着き”平常運転”に戻る中、競争力を高め、「選ばれる店舗」を目指す。

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