電気をムダにする「残念なエアコンの使い方」 およそ2割が当てはまる可能性…

[コレをやるとやらないとでは、今夏の快適さと電気代に影響が…。

各地で30℃以上の真夏日となる所も増え、今年もエアコンが本格稼働する季節に。

少しでも電気代を抑えたいとは思いつつも、つい面倒になって目を背けていることはありませんか…?

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■フィルター掃除「シーズン中1回未満」は2割も

なお、Sirabee編集部が全国の10代~60代の自宅にエアコンがある男女906名を対象に「フィルターを掃除する頻度」について意識調査を行なったところ、最も多かったのは「冷暖房を使うシーズン中に1~2回程度」で全体の66.2%。

次いで、フィルターが汚れたまま使い続けている可能性がある「シーズン中に1回未満」が20.6%。

「1ヶ月に1回程度」が10.9%、「1~2週間に1回は掃除している」と答えた人は2.1%でした。

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■汚れたまま使い続けると「電気代に影響」

ちょっと面倒な「フィルターの掃除」ですが、衛生面だけでなく、定期的に掃除することで節電に繋がり、電気代にもしっかり影響しているんです。

電気機器メーカー・SHARP(シャープ)の公式ページでは、「エアコンのフィルターは2週間に1度を目安に手入れをすることが推奨」されており、写真のようにホコリなどが詰まった状態で使い続けると「冷暖房の効率が低下し余分に電気を消費して、電気代が約5~10%のムダに」なることも。

フィルター自動掃除機能が搭載された機種も、使用環境によっては汚れが取れない場合があり、フィルターを定期的に確認したほうが良いそう。

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■梅雨時期に悩む「除湿」使い分け

ちなみに、冷房との使い分けに迷う「除湿」ですが、基本的には湿度を下げる機能であるため、暑さが厳しい状況下では「冷房」が適していると言えます。

ただ、除湿機能には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」があり、まだそれほど気温が高くない梅雨の時期には、こうした除湿機能を上手く使うことでより快適に過ごせる場合も。

フィルターを掃除する際に、自宅エアコンの機能を改めて確認しておくと良いのかもしれません。

(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年04月23日~2023年04月25日 調査対象:全国10代~60代の自宅にエアコンがある男女906名 (有効回答数)

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