『Believe』狩山夫婦が“覚悟の再会” 木村拓哉と天海祐希が1対1の魂の芝居を見せる

木村拓哉主演のテレビ朝日系木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』の第8話では、狩山夫婦役の木村拓哉と天海祐希が1対1の“魂の芝居”を見せる。

テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作では、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村拓哉)が刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索。サスペンスと人間ドラマが交錯する“壮大な物語”が描かれる。

6月6日放送の第7話では、「龍神大橋」建設現場の崩落“事故”を計画した人物が、狩山に罪を被るよう頼んだ「帝和建設」の社長・磯田典孝(小日向文世)だったことが判明。しかも、その裏にはさらに“強大な黒幕”の存在がちらつき……。

驚愕の事実を知った狩山の怒りは、一気に頂点へ。かつて瞳を輝かせながら橋について語り、投獄後も度重なる裏切りに挫けることなく、力強い眼差しで真相を追い求めてきた狩山。しかし、その目からは完全に光が失われてしまったのだった。

狩山が闇堕ちするという展開で幕を閉じた第7話。6月13日放送の第8話で、怒涛の最終章へ突入。怒れる狩山が、ついに逆襲を開始する。

「俺と別れてくれ」。前回ラストで、最愛の妻・玲子(天海祐希)に離婚を申し出た狩山。身の危険も顧みず、必ずや崩落“事故”の全貌を明らかにしようと決意した彼は、共に真相を追い求めてきた刑事・黒木正興(竹内涼真)の制止も振り切り、まるで人が変わったかのように暴走。磯田に“大胆不敵な要求”を突きつけ、起死回生を図る。

一方、狩山の鬼気迫る覚悟を感じ取った玲子も、“ある決意”を固めることに。どんな思いからか、たった一人で闇街道を突き進む狩山に連絡を入れ、自宅に戻ってくるよう懇願し……。はたして、不退転の覚悟で立ち上がった狩山夫婦は、希望と再生につながる突破口を開くことができるのか。

それぞれ“一世一代の覚悟”を決めた狩山と玲子が再会する第8話。『Believe』史上もっとも長く、そしてもっとも繊細で深い夫婦の会話が交わされる。忌憚なき本音をさらけ出し、お互いの胸の奥、またその奥へと続く“心の橋”を渡っていく2人。そんな中、いつも毅然としている玲子の目から、涙があふれ……。木村と天海が、“1対1の魂の芝居”をエネルギー全開で繰り広げる。

(文=リアルサウンド編集部)

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