沖縄で大雨洪水警報が継続 自動車道は時速50キロに走行規制 本島中南部には土砂災害警戒情報【6月13日午前6時30分現在】

6月13日午前6時30分の雨雲の動き(気象庁のHPから)

沖縄気象台によると、梅雨前線が停滞している沖縄本島地方は13日も、断続的に激しい雨が降る可能性がある。西日本高速道路によると、沖縄自動車道は大雨のため那覇ー許田インターチェンジ間で上下線とも時速50キロに走行規制されている。

 気象台は同日午前6時半現在、本島地方に大雨洪水警報を発表中。本島中南部には土砂災害警戒情報を出し、厳重な警戒を呼びかけている。那覇市、浦添市、糸満市、豊見城市、南城市、西原町、南風原町は避難指示、宜野湾市、名護市、大宜味村は高齢者等避難を出している。

 気象台はこれまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあるとして、本島中南部と北部では13日夕方にかけて土砂災害への警戒を呼びかけている。また、本島中南部では13日昼過ぎにかけて低い土地の浸水や河川の増水、氾濫への注意を呼びかけている。

 本島地方では多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る込み。14日午前6時までの24時間に多いところで150ミリの雨が予想されている。雨雲の発達によっては大雨や洪水警報の地域が広がる可能性があるとしている。

 10日午前0時の降り始めから13日午前4時までの降水量は南城市糸数で332.5ミリ、渡嘉敷島で301.0ミリとなっている。

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