シャーリー・マクレーンとスティーヴン・ドーフ、新作インディーズ映画に出演へ

シャーリー・マクレーンとスティーヴン・ドーフが『ピープル・ナット・プレイシズ』に出演する。ニュージャージー州で製作が開始されたブラッド・ファーマン監督の同インディーズ映画は、アトランティック・シティに住む年老いた未亡人クレア(マクレーン)が、車の中で寝泊まりするホームレスの男エドガー(ドーフ)と出会う物語で、孤独を分かち合うことで2人は絆を深め、それぞれが抱える過去や未来に直面する姿を描く。

ファーマン監督の母エレン・ブラウン・ファーマンが脚本を執筆し、ジェス・ファーストと共に親子で製作を手がける。

ファーマン監督はデッドラインにこう語った。「これは千載一遇の好機です。シャーリーとスティーヴンとは、何年も一緒にこの映画の準備をしてきました。これまでにも素晴らしい俳優たちと仕事をする機会に恵まれてきたが、この2人ほど、自身の演技術と役柄に献身的な俳優はいなかった」「今年4月のシャーリーの90歳の誕生日の前夜、彼女は私に、この年齢では3週間が1年のようなものだと言った。この物語は語られなければならず、今語られなければならなかった。そして彼女は、自分の年齢の半分の人のようなスタミナで現れた。彼女は絶好調です」

一方、物語の内容について、ファーマン監督は「これは私の母が書いた、個人的で親密な物語です。母親への頌歌であり、家族と共にこの旅に出られるのは信じられないことです」と話し、母エレンは「シャーリー・マクレーンはいつも私のクレアであり、母や叔母のような世代の女性で、強く優しい女性です。スティーヴン・ドーフは私にとってのエドガー。彼は真理と気骨と優雅さでこの役を体現しています」「私の息子であるブラッド・ファーマンを監督に迎え、この3人の不屈の才能が、お互いを尊重し合う愛情に満ちた環境の中で、私の脚本に命を吹き込んでくれる。私の夢は実現しつつあります」と語った。

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